Mayan Underworld

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新婚ダイビング旅行、最終日にご希望叶って

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。最終日、朝から土砂降りです。光ありきのセノーテ「マラビジャ」を予定していただけに、これは要相談。

初日同様、晴れていなくても楽しめるポイントを一様ご提案させて頂きましたが、やっぱり「マラビジャ」の光を見たい! というご主人の強いご希望により、セノーテ「サポテ」「マラビジャ」方面へ。

プラヤデルカルメンとカンクンの間の街、プエルトモレーロスにて朝タコスを済ませダイビングへ。おにぎりの具材の種類が豊富なように、タコスの具材も種類が豊富。セノーテもタコスも飽きるくらいにお腹いっぱい潜って食べて帰って下さい^^

到着すると、あんなに分厚かった雲に晴れ間が。これはもしや・・・

期待を胸に、まずは1ダイブ目。

観光地化しているセノーテ「サポテ」

施設もしっかり整備されており、セノーテが形成される肝となった時代、氷河期を生きた人類や動物の説明書きの掲示もあり、野外学習に来たような気分になります。

ちょうどイラストの中に描かれている、マンモスの右隣り。今のナマケモノの祖先である、絶滅した大きなナマケモノの骨がこのセノーテ「サポテ」からも見つかっています。

今よりもはるかに水位が低かった氷河期、淡水を求めて、うっかり穴に落ちてしまったのでしょうか。骨があるのは50m以深。そこまではいけません。

5~26mまでは暗い狭い竪穴が続き、そこから先、急に空間が広くなるフラスコ型のセノーテです。はじめの竪穴は抜けるというより、フリーホールの様に落ちる感覚。

開けた空間に差し掛かると、天井や側面に対して群生している鍾乳石、これこそがこちらの見所。今まで見てきた氷柱型の鍾乳石とはまるで別物。水の中でバクテリアにより形成され続けている釣鐘型の鍾乳石。近づいてよく見ると、ザクザクとした小さな結晶の数々が結びついて形成されている様まで伺えます。

薄暗い雰囲気も相まって「ヘルズベルズ」地獄の釣鐘と呼ばれているのも頷けますね。

大きなものは、釣鐘の中に人がひとりスッポリ収まってしまうようなサイズのものまで。迫力あります。

難点は昨日の「アンヘリータ」同様に、なんせ深いこと。そしてやはり道中は文字通り何もありませんから、なるべくメインスポットに留まりたいところです。

ここもエンリッチドエアの使用で、そんな難点をカバー。

唯一無二のこんなに素晴らしい景色目の前に、通常の空気で、減圧不要減圧ギリギリで、それも一瞬しか見られないなんて勿体ない。エンリッチドエアを積極的に使用して頂き、余裕を持ってしっかりくまなく安全にお楽しみ頂きたい。

という願いをこめて、マヤンアンダーワールドでは、エンリッチドエア使用資格所有者の皆様には、無料でエンリッチドエアを提供しております。

ご予約の際にお伺いしていますので、お気軽にご使用リクエスト下さいませ。

ご主人の判断は正解でした!

ピーカンではないものの、青空が覗く中セノーテ「マラビジャ」へエントリー。

光の差し込みがワンダイブ中ずっと続く、とまではいきませんでしたが、何度か見たかった光の柱を目にされるチャンスがあり。

本領発揮した「マラビジャ」の光を垣間見て頂くことが出来ました。朝からの土砂降りと分厚く広がる雨雲に、光はほぼ諦めていただけに、より嬉しい瞬間です。

生憎のお天気続きで光に重きを置いたセノーテ率は低かったものの、それを、また来たい! と次回の楽しみとしてとっておいて頂けたら幸いです。

では。