Mayan Underworld

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ケーブダイバーの卵

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。2日間のケーブダイビングを楽しまれたゲスト様の最終日は、奥様娘さんとご家族揃ってカバーンダイビングへ。

実は、体調が優れずダイビングを控えていた奥様も生粋のケーブダイバー。となると、その娘さんも、もちろんケーブダイビングに興味津々です。ティーンエイジャーの女の子。てっきり映えるきらきら系の、水中を照らす太陽光がきれいなセノーテに惹かれるのかなあと思いましたが。流石はケーブダイバーの娘。

リクエストは、よりケーブらしさが体験出来るセノーテ。

冒険心を掻き立てる、洞窟感がたっぷりなセノーテといえば、まず「チキンハ」「ドスオホス」「ドリームゲート」などがあげられますが、以前に訪れたことがあるということで今回のチョイスは「タクビルム」「タクビハ」の2箇所に決定。

Taak bi luum、Taak bi ha と書きどちらもマヤ語です。それぞれ、隠された地、隠された水を意味します。その名前の通り、天井が覆われた形状のエントリー口が特徴の2箇所。入り口だけで、ワクワクレベルは最高潮に達します。

水中の景観はというと・・

さて、ここまでがセノーテタクビルムの写真。セノーテダイビングの経験がある方は、このセノーテが他と異なる特徴がお分かりでしょうか?

それはなんといっても、これら鍾乳石の不可思議な形状です。天井から水滴がぽたん、ぽたんと垂れることによりつらら状の鍾乳石が上から下に形成され。その水滴が水底で繰り返し積み重なることにより、ろうそく状の鍾乳石が下から上に伸びる様に細長く形成されます。

ですが、タクビルムの鍾乳石はどうでしょう。末広がりのとんがりコーンのような形、壁一面がポコポコとコブ状に形成されていたり。ぶどうの房のような形状もあります。このミステリアスさが一番のウリのセノーテです。

お次は車で移動して、位置としてはお隣のセノーテタクビハ。手持ちライトの光が白い石灰石の壁に反射すること、また手狭なルート故に、自然光の入らない本来は真っ暗な場所でも明るく感じる洞窟です。

太陽光が入らなくとも、人工的に設置された電球による独特な光加減も特徴的。私的に推したいポイントは、水底に写るやわらかい光の波紋。

きれいな貝や動物の化石もみつかります。下記の1枚目は巻貝。2枚目は何かの牙でしょうか。

娘さんがケーブコースへ参加される年齢に達せられるのがご本人もご両親も、私たちも待ち遠しいです。

さて、その他ツアーやコース中の、写真や動画も随時Instagram にてシェアしております。ポイントチョイスのご参考に、是非ご覧下さいませ。

次回のツアーは次の日曜日です。お楽しみに^^