Mayan Underworld

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メジャーリストリクションに萌える

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。この景色、見覚えのある方もいらっしゃるのではないのでしょうか。セノーテ「タージマハ」です。

数年前までは、「ドスオホス」「ピット」「チャックモール」に並ぶ超人気ポイントでしたが、ここ数年のコンストラクションによる水質悪化、急激な透視度低下により、一般のレジャーダイバーが潜るには危ないとまで判断され、閉鎖されてしまいました。

確かに、どろっとした沈殿物が水底を覆っており、そっと手を置いただけでたちまち目の前が煙幕をはったよう。光の入って綺麗だったエリアも、透明度が悪く光がボケてぱっとしません。

ケーブコースの中で、透明度0m何も見えなくても洞窟内から安全に帰ってこれるトレーニングをしているケーブダイバー向けには今でも変わらず解放されています。

私たちが今日目指すのは、この大きな地図の左端。レジャーダイバーの皆様が潜られていた、カバーンエリアを更に進んだ先です。

小さくr、xという文字が見えますでしょうか。rはマイナーリストリクション、丁度昨日のブログでご紹介しましたまま、ダイバーが並んで通るには狭過ぎる制限のある通路。

xはメジャーリストリクション、こちらは1人のダイバーがかろうじて通れる、一般的には装着しているシリンダーを外さないと通ることが出来ないとされている通路。と、分けられています。

下記写真のように、シリンダーを両サイドに装着したまま通り抜けられる場合はrのマイナーリストリクションですね。

地図の情報を見て、ケーブダイビングの醍醐味でもある、リストリクション好きな奥様の目がキラッと光りました。

が、逆にあまり得意でないというご主人を心配されて一度は、このルートはやめておこう。となりましたが、じゃあ女子チームだけ楽しんでこれば。男子チームは待ってるから。ということで私と彼女とはリストリクションへ。

シリンダーの片方を外し前へ突き出し、これで自分の肩幅+シリンダーもう1本分までは通り抜けられます。こんな時、比較的体の小さい私たち日本人は、ケーブダイビングでより有利です。

5分ほどで抜けられるリストリクションの中で、洞窟の進む向きは上がったり下がったり、ほぼ真後ろに向かって鋭角にカーブしたり。写真は撮れずでしたが、狂っていれば狂っているほど萌える・・

のは、私だけではなく。そんな狂ったようなリストリクションを、奥様もかなり楽しまれていたようですよ。

リストリクションを楽しんだあとの、細かい鍾乳石で埋め尽くされた景色にうっとりしつつ今日も無事に帰ってきました。

ケーブと言っても、ヘンテコに狭いところばかりなわけではありません。広い広い暗闇では、宇宙遊泳しているような気分を味わえます。

明日のメインは、骨。毎日メインが違って面白く、9日間もあっという間に折り返しになりましたね。

では。