Mayan Underworld

View Original

雨季の終わり、乾季の兆し

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。程よく日差しもあり、カラッと過ごしやすい気候。雨季の終わり、乾季の兆しです。これなら2ダイブ後に予定されているトゥルム遺跡観光も、快適でしょう。

水深28mから30mにかけた硫化水素の層こそが、見所のセノーテ「アンヘリータ」

ここでも昨日の「ピット」同様に、エンリッチドエアを使用されるとその恩恵をかなり受けます。道中は文字通り何も無く、なるべく長くメインスポットにいたいところですが、なんせ深い。

通常の空気では約10分しかいられないところ、エンリッチドエアではその倍。減圧不要限界もあと1分2分とカツカツではなく、10分ほど余裕を持って浮上を開始出来ます。

シンプルな地形故の降りて上がってくるという単調なダイビングですので、硫化水素の層全景を見下ろしたり、硫化水素の層から突き出た小高い丘に積み重なる木々それらを見上げる景色。

視野を広くぐるっと大きくゆっくり見渡し、立ち位置や見る角度をご自身で変えて頂くことが、ポイントをより楽しむミソです。

いつもは水面から水底が透けて見えるセノーテ「カーウォッシュ」

今日は濁っていて、水中の様子は全く見えません。連日の雨が影響したこの景色。残念なようにも思えますが、実はこれダイバーにとっては嬉しいお知らせ。

潜ってみると濁っているのは水面だけ。水中は光の加減により、水の色が緑にも赤茶色にも見えます。たった1、2mの深度の違いでも見える色味が変化します。

更に雨季真っ只中だと、まるで血の池を潜っているよう。こんな景色に出会えるのも、雨季だからこそ。

通常時には、蓮の葉をやや煽り、水面のリフレクションや、水面を介して見える空やジャングルの木々を入れて切り取られた景色が有名ですよね。

どちらのパターンがお好みでしょうか。

さて、2ダイブしてお腹が空いたところで、ユカタン半島に遊びにいらしているからには是非試して頂きたいユカタン料理「コチニータピビル」で腹ごしらえをして、トゥルム遺跡散策へ。

お越しの際は、メキシコの食事や文化を存分に、食べて、飲んで、感じて、お楽しみ下さいね^^

文化といえば只今死者の日シーズン真っ只中。昨日27日は、亡くなったペットをお迎えする日でした。マリーゴールドをはじめとする、祭壇へのお飾りが街中で売られ華やかですよ。

では。