セノーテをランデヴースタイルでご案内

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。

ブログのタイトルをご覧になって、首を傾げられたかたもいらっしゃるかもしれませんので、その意味も含めて、ツアーの様子をご紹介していきますね。

ご参加くださったのは、TさんKさんおふたり。セノーテダイビングは念願だったそう。

ところが、いざ潜ってみると、セノーテ特有の頭上閉塞という普段の海でのダイビングではなかなか経験しない環境に驚きがありました。

想像されていたよりも洞窟感が強く、セノーテの迫力に圧倒され、Tさんの心は少しドキドキされたようです。

まずはこちらのマップ上「ククルカン」と呼ばれる、開口部からエントリー。数あるセノーテの中でも比較的開口部が広く、洞窟内に入る光量も多いポイントです。

とはいえ、ドキドキされている方にとっては、緊張して視野も狭くなりがち。頭で分かっていても、その場に立つと閉塞感や、それに伴う不安感は拭えません。

もちろん、無理にそのまま潜る必要はありません。まずは水面で呼吸を整える時間をとってから、改めて潜降してみることに。そして、水中でもすぐに進み始めるのではなく、まずはオープンウォーターエリアでしばらく様子を見ることにしました。

呼吸は徐々に落ち着いてきたものの、それでも体がこわばり、思うように動けないご様子。

そこで、試しにそっと手を差し伸べてみると、手をつないでいるだけでも安心されるよう。表情も少し柔らかくなり、そのまま、ランデヴースタイルでご案内することに決めました。

いつもこうして手をつないでご案内するわけではありません。それが、必ずそうしてもらえる、と思ってお越しいただくのは、少し違うのです。

セノーテダイビングは、その名の通り頭上閉塞という特別な環境で行うダイビング。

そのため、ご自身でしっかりと浮力や呼吸をコントロールできることが、まず第一に大切であり強く推奨されます。

でも、今回は例外。こうゆう場面のために、私たちガイドがいるのだと思っています。ただの案内役としてのガイドではなく、インストラクターとしての経験があるからこそ、臨機応変に必要なお手伝いができるのではないかとやりがいを感じます。

Tさんご自身も、そしてご一緒のKさんも、びっくりされたはず。だって、今までのダイビングはいつも順調で、ダイビングを始められてまだ1年ほどにもかかわらず、50本という経験本数をお持ちなんです。

それって、かなりコンスタントに潜られている証拠です。

それでも、うまくいかないことって、きっとどなたにも起こり得ること。なにしろこんな環境、世界中をどこを探しても、なかなか他にはありませんから。

少しのお手伝いで、念願が叶うならそれでいいんだと思います。そのために私たちは、プライベート確約のツアーにこだわっています。

Tさんと手を繋ぎながらも、同時にKさんを確認できコンタクトがとれ何かあってもすぐにご対応出来る人数比だからこその判断でもありました。

最初は私の手にぎゅっとしがみついていらっしゃったのに、いつの間にかカメラマンに手を振り、すっかりオッケーになっちゃってて、かわいいTさん。

後半はそっと手を添えるだけ、程度に。

エキジットされてからも感動冷めやらないご様子で、ドキドキしながらも、めいぱっい、心いっぱいに、初めてのセノーテを感じていただけたこと。そして、怖い印象で終わってしまうのではなく、気に入ってくださったことが何より嬉しかったです。

明日のダイビングにも前向きです。なるべく明るく、広い、ポイントチョイスでご案内いたしますね^^

では。

MAYAN UNDERWORLD

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