宮古島からのお客様と2日間セノーテ、コスメルダイビング
こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。死者の日を絡めて、ダイビングにもお越しのSさん。私がメキシコに来る前、ダイビングショップに勤め住んでいた宮古島からのお客様です。私にとっては第二のふるさとでもあり、その島を好きで移住されている方とは、はじめましてでもどこか親近感があるものです^^
限られた日程ではありますが、セノーテもカリブ海もどちらも潜りたい! ということで、初日はセノーテ「チキンハ」「エデン」からご案内。
キューバ方面へ向かう熱帯低気圧の影響か、お天気は安定しませんが、まあどうにかなるでしょう。というSさんの決断で、光溢れるセノーテらしい景色を求めて予定通りのポイントへ。
風も強いせいか、雲が流れるスピードも早く、雲がありながらも晴れ間がチラチラと。ダイビング中も念願の、セノーテらしい景色を目にされました。
コロコロ変わりやすいお天気だけに、天気予報が当てにならないのは宮古島によく似ています。
宮古島に勤めていた頃は、もちろん海でのダイビングが100%ですので、複数の気象予報サイトを、毎日数時間おきにチェックしていましたが。風や波の高さを含めた海峡を気にしなければいけない海でのダイビングとは異なり、ジャングルの中でのセノーテダイビングは風も波も関係ありませんから、もっぱら天気予報は見なくなりました。
もちろんトロピカルストームやハリケーンは気にしますが、コロコロ変わる、晴れマークや雨マークに一喜一憂するのも嫌ですからね。
今日の2箇所の醍醐味は、光に浸るダイビング。一方方向を見るのではなく、光の全景、光の中から見上げたり、光の道を振り返ったり、立ち位置や見る角度を変えて、お楽しみ下さい。個人的におすすめなのは、光の袂を見下ろすと目に入る、光の屈折(プリズム)により水底を虹色に照らす光。
掴めそうな光、溢れるような光に、思わず手を差し伸ばしてしまいます。
海まで続く地下水脈、セノーテ内の部分によって海水が滲み出るエリアがあります。比重の重い海水の層が下に。淡水の層が上に。水中ではくっきりとした、層の境目が目にできるのですが、Sさんはそれを とろみ と表現されていました。
水中の中に、もうひとつ水面があるように見えるのですが、その水面が、水脈内の若干の流れによってせせらいでいるのです。確かにそれで、とろーんと揺らいでいます。
んー。これはいくら文字にしても、実際に潜って頂かないと伝わりきりません・・ 気になる皆様、是非ご自身の目で、納得しにいらして下さいね。
では。