本来の調子を取り戻され、タイプの異なるセノーテ3ダイブ

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。

昨日は ランデヴースタイル でご案内した、Tさん。そしてご一緒のKさん。今日のブログは、gopro無料レンタルをご利用いただいたTさん撮影の写真を交えながら、ご紹介させていただきます。どの写真も本当にすてきなんです!

昨日「チャックモール」でプロカメラマンに撮影してもらったデータはもちろん良いのですが、私はやっぱりお客様ご自身の生の感動が、そのまま写し出されている写真がいちばん好きです。

1ダイブ目の「エデン」

暗闇の奥からふわっと現れる、このグリーンの光。多くの方が、初めてこの景色を目にした瞬間に心を鷲掴みにされているはず。私もそのひとりです。まるで別の惑星に辿り着いたようにさえ感じる。

同じ光系統のセノーテの中でも、ここの光は細かい光の差し込みが特徴。開口部を覆うマングローブを介した木漏れ日だからです。

昨日の緊張や不安は、無かったことのよう。私の後ろをご自身でコントロールをとりながら、なんの問題もなくついてきてくださっているTさん。

1日が経ち、セノーテの独特の雰囲気や迫力にも慣れてきたのか、本来の調子を取り戻されたように感じました。

続いて「ドスオホス」を予定していましたが、この時点でTさんの好みがハッキリと見えてきました。

光が差し込むタイプのセノーテに惹かれる。

広い空間の方が安心して潜れる。

とのこと。そのお話を聞き「ドスオホス」は、光の演出が少なく、空間的にも全体的に閉鎖的な印象があるため、今回はプランを変更。代わりに、夏の光の柱が美しく、縦にも横にも立体的に広い、ダイナミックな空間を楽しめる「ピット」をご提案。

その、エントリー口がこちら・・

「ピット」を潜るなら夏の正午、真上から差し込む太陽の光がベスト。雨季に差し掛かっていますが、タイミングよく水中でもこの景色。

水底付近がモヤっと白いのは硫化水素の層。

また以前には、数ヶ月前から水質のコンディションが△とブログでも書いていましたが、今回そのコンディションもかなり良くなっていたように見受けられました。

ダイナミックな空間がウリですので、私の後ろ姿だけを見ているのはもったいない。立ち止まって見上げたり、振り返ったり。立ち位置や見る角度を変え、視野を広く潜ることが、セノーテ「ピット」を最大限に楽しむ秘訣です。

特に私のおすすめポイントは、全景が見渡せるココ。

天井からの鍾乳石のシルエットは、シャンデリアのよう。ダイバーが入ると、穴の大きさがよくわかります。海水と淡水の、塩分濃度や比重さによる色味の変化も、うっすらご覧いただけますでしょうか。上半分が緑がかり、下半分はより青い。

ココより下に行くとハロクラインに差し掛かり、海水と淡水が混ざり合う現象により視界がボケるので、水深10~12mに留まることがポイントです。

紅茶にガムシロップを入れた時のアレ、というと分かりやすいでしょうか。

マヤの歴史にもご興味をお持ちのおふたりでしたので、洞窟内でみつかったマヤ陶器もご紹介。セノーテって、マヤ時代に限らず、更に昔々の歴史まで詰まっている不思議な場所なんですよ。

因みに、陶器の際に置いてある札に記載されているINAHとは。Instituto Nacional de Antropología e Historia = 国立人類学歴史学研究所という、主にメキシコの文化財を管理・調査している団体です。この陶器たちもちゃんとINAHによって保護されていますよ、という意味です。

最後はセノーテ「ニクテハ」で〆

この蓮の葉の群生こそが、ここの見どころですが、夏の時期はそれだけでなく。太陽光の入射角との関係で、小さな開口部から差し込むスポットライトも見応えあります。

思わず手を差し伸べ、光を掬いたくなりますよね。

セノーテごとに異なる魅力があり、それに触れたときの感動は、言葉では言い表せないほど。

Tさんのように自分の好みや感覚の変化に気づきながら、もしくは天候に合わせて。他の方との好みの違いや、レベルの違いを気にすることなく。セノーテという特別な場所をより自由に、より心地よく楽しんでいただけますように。

その日その場にぴったりのセノーテを選んでいけるよう、ご予約をいただいた方々から貸切確約のツアーとしています。

ご興味、ご希望ございましたら、お気軽にご連絡下さい♩

では。

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