帰任前のメキシコラストダイビングを任せて頂きました^^
こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。以前に、ライセンス取得のオープンウォーターダイバーコースを担当させて頂きましたおふたりが、ご友人を招いて潜りに来て下さいました。メキシコ、そしてカナダに駐在の皆様ですが、今回は帰任が決まったMさんの卒業旅行だそうです。気軽にお会い出来なくなると思うと、寂しくなります。
ただ、Mさんの帰任前のメキシコでのラストダイビングや、Hさんの4年ぶりのダイビング再開、Yさんとは久しぶりのダイビングを担当させて頂きましたことを、心から嬉しく思います。私のダイビングの仕方や考え方を知ったうえで、私と潜りたい、とお任せ頂ける。この上なく、有難いことでございます。
無理なく、体に優しいダイビングが得意です^^
コスメルでの究極のリラクゼーションダイビングや、セノーテでの自然が織り成し長い長い歴史の詰まった奇跡のような景色を、のんびりとご覧になりたい皆様。是非、私にお任せ下さいませ。
水中ガイドはもちろん私が。その他、ホテルの手配や、送迎車の手配まで承っております。
浅い横穴とディープな竪穴、の組み合わせで締めくくりたい! と、今回の旅行の主役Mさんのリクエストでセノーテ「タクビハ」「ピット」をチョイス。
4年ぶりのダイビングのHさんもご一緒ですので、いきなりのディープダイビングを避け、平均の水深が5mと浅い「タクビハ」からご案内致しました。
ブランクがあるとはいえ、一時はコンスタントに潜られていたというHさん。潜る前は緊張するものの、潜ってしまえば身体が感覚を覚えているようで、呼吸も落ち着いてらっしゃり余裕のある様子で、アイコンタクトもきちんととれます。
広めの洞窟から、徐々に手狭になる洞窟。こんなところも通るんですか? というところもどんどん進む、なかなかチャレンジなポイントです。
手狭なところを進む前に、まずは穴の全景を確認し、ご自身の頭やシリンダーやゲージ類が引っかからないように体制を整えて。フィンキックで無理に通り抜けるのではなく、水底の岩肌に指先を引っ掛け、腕の力で体を引き寄せ進むとより確実ですよ。と、事前にコツをお伝えしていましたので、皆様浮力コントロールや、体制を試行錯誤し上手についてきて頂きました。
その中で、化石やケーブエリアへの入り口を示す看板があったり。天井が覆われており、自然光が入らないゆえに、設置されている人工の照明ならではの幻想的な光の加減。
セノーテダイビングって、生物を見るダイビングではないものの、ご紹介するポイントが沢山。
半透明な鍾乳石は、ライトを当てるとふんわりと光を通し浮かび上がります。そうでないものは光を通しません。形成される過程で結晶化したものとそうでないもの、ということが関係しているようですよ。
浮力のコントロールや、呼吸、圧平衡も問題なく行えてらっしゃったので、2本目はリクエスト通り竪穴のセノーテ「ピット」へ。
淡水と海水の層や、硫化水素の層、シャンデリアのような鍾乳石の群生、ダイナミックな景観のお決まりコースに加えて。MさんYさんは何度か潜られたポイントでしたので、今までまだ紹介していなかった、約11,000年前後、丁度氷河期の終わり頃を生きた人類の骨もご紹介致しました。
ライセンス取得されて以来、コツコツ潜られた今だからこそ、余裕を持って様々な視点から見れるようになり、同じポイントもまるで別物のように感じられたのではないでしょうか。
潜れば潜るだけ楽しみが見つかり、ただ潜ったではなく、より濃く記憶に残るダイビングに。そんな楽しみを、これからも沢山お伝えしていければなと思っております♩
では。