2025宮古島ツアーレポート

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。

先日まで日本へ一時帰国していました。お店や私のソーシャルメディアをチェックしてくださっている方は既にご存知かもしれませんが、実はこの帰国に合わせて「宮古島ツアー」を企画しておりました。

宮古島は沖縄の離島で、私がダイビングインストラクターとして駆け出しの時代を5年余り過ごした場所です。5年も経てば一通りのお仕事は並みにこなせるようになりますが、「この仕事で生きていくなら何か光るものがないとね」という当時のオーナーの言葉に触発され、島を離れて約4年間。特に興味があったケーブダイビングのメッカに身を置き経験を積みながらも、また宮古島に遊びに行きたいと思い続けてきました。

そして今回のツアー企画へと至ったのです。

観光ラッシュで街中の雰囲気はやや変わっていましたが、海に出ると変わらず活躍するインストラクターの皆さんの姿に、私もまたパワーを受け取りましたよ。

お集まりくださった皆様のほとんどが、宮古島でのダイビングははじめて。この機会に、私が大好きな宮古島の海を皆さんにも感じてもらえたら嬉しいな。

連休真っ只中ということもあり、前オーナーのお店はツアーの打診時にはすでにいっぱいだったのですが、せっかくなのでこの場を借りて少しだけ以前勤めていた SUN ISLAND の魅力もご紹介させてください。

オーナー自身が日常的にサイドマウントでガイドを行っており、その腕前は世界のサイドマウントダイバーにも引けを取りません。サイドマウントやカバーン、そしてインストラクションにおける全てのノウハウを彼のもとで学べたことは、本当に幸運だったと幾度も感じています。

自社充填施設があることから、エンリッチドエアの使用は無料。 シリンダーも各種・各サイズ揃っているのも大きな利点です。ピカピカな自社船でその日1番のポイントへ案内してくれますよ。特にサイドマウントをはじめとするテクニカルダイビングにご興味をお持ちの方、日本国内で誰に頼ればよいか迷ったら、まずは彼のもとを訪れることをおすすめします。

そして本題! 今回、連休中に快くツアーを受け入れてくださったのは、宮古島ダイビングサービスLinkの拓也さん。 ご参加の皆様の好みも様々だったため、オールマイティに対応できる拓也さんにガイドをお願いして大正解でした。総勢10名と大所帯にもかかわらず、ひとりひとりの好みを理解し小さい生物から大物、地形、写真撮影のアドバイスまで、幅広く網羅して案内してくださいました。その丁寧なお仕事ぶりと抜群のホスピタリティーは、以前から知ってのとおりで安心してお任せしちゃいました。Yさんのお誕生日を皆さんでお祝いできる機会をつくってくださったり、連日夕食の予約手配や。マイ器材をご持参の方には、ダイビング終了後の器材洗いを含めたご自宅への配送サービスまで。言葉どおり、なにからなにまでです。

メキシコにもツアーでお越しくださったご縁もあるんですよ。

中でも皆さんが喜ばれたのは、一眼カメラを使用された写真のサービスです。チーム全体の安全に目を向けガイドをしつつ、個々のイイ瞬間をおさえた写真をプレゼントしてくださるという素晴らしい心配り付き。いくつか厳選してご紹介させていただきますね。

宮古島は琉球石灰岩でできており、隆起や海水による侵食が繰り返されてきました。その結果、海の中には長い年月をかけて形作られたアーチやトンネルがたくさん存在するのです。なんだか、セノーテに近い雰囲気を感じますよね。

地形のパターンはそれだけでなく、ドロップオフやオーバーハング、チャネルなども豊富。地形を楽しみながら生物観察にもしっかりフォーカス出来るのは、セノーテダイビングにはない魅力です。

追いかけなくてもゆっくり観察出来るロウニンアジや、時期ものでホソカマスの群れや洞窟内を覆うキンメモドキの群れなど。どれも見応えがありました。

また、レア物でなくても、カリブ海を拠点としている私たちにとっては沖縄でいう普通種が純粋に嬉しかったりもするのです。ど定番はやっぱり、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ。カリブ海にはいないんですよー。

映画ファインディングニモ、の友達役として出てくるギル(ツノダシ)やドリー(ナンヨウハギ)。季節外れではありますが、ピンポン玉サイズのナンヨウハギの赤ちゃんに出会えた時は萌えました〜。

体色が鮮やかなモンハナシャコ。彼らは私たち人間よりもはるかに多くの色を識別できます。私たちが赤・青・黄色の3色のところ、彼らはなんと12-16色。紫外線や偏光色も見えると言われています。

アカネハナゴイとキンギョハナダイの乱舞もカリブ海では見ない光景です。ウミウシの中では世界最大サイズに成長するミカドウミウシの卵塊も。その辺にいるハタタテハゼやクロユリハゼ、メガネゴンベも・・(笑)

言い出したらキリがないのですが、その中でも同行したグスタボが特にテンションが上がっていたのはウミヘビ。これもカリブ海にはいないんですねー。

また彼自身が海洋生物学者であり、その中でも海洋毒素学という分野の研究を主にしていたことから、より惹かれたようです。

台風の影響も心配していましたが、3日間晴天、ベタ凪。なにより、わたしたちにとって一番嬉しかったのは皆さんと宮古島でこの時間を共有できたこと。船上でも海の中でも、夜の食事の時間も。皆さん初めましてとは思えないチームワークと温かい人柄で、ツアーをさらに楽しいものにしていただきました。これは、またどこかへダイビングツアーを企画してしまいそう。

マヤンアンダーワールドでは、リクエストベースで日本国内から海外まで。ツアーのオーガナイズを承っております。今のところ次の候補はメキシコ、ラパスやロスカボス。バハマ、アバコ島(ケーブダイバー限定)。あたりかな? ご参加希望者様、ぜひご表明ください^^

では。

LinkさんWebサイト:

https://link-miyakojima.com/

Link Instagramページ:

🏝️沖縄県宮古島のダイビングショップLINK🏝️

オーナー拓也さん Instagramページ:

高橋 拓也

MAYAN UNDERWORLD

LINEアカウント

Instagram

お問い合わせホーム

お気軽にお問い合せ・ご予約下さい。

Next
Next

イントロトゥケーブダイビング