驚きの反響

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。

引き続きInstagramやTikTok、YouTubeなど幅広く動画でダイビングの様子・情報を発信されている のりんさん Aさんご夫婦とのダイビング。

この日は、カンクンとプラヤデルカルメンの間に位置する小さな町・プエルトモレーロスの近くにある、知る人ぞ知るセノーテ「サポテ」と「マラビジャ」へご案内しました。昨日の「アンヘリータ」同様にある程度セノーテに慣れてた皆様にご案内したい場所です。

理由は、クリアな水に光がキラキラ差し込むセノーテらしいイメージとはかけ離れているから。見どころは水深28m付近にあり、そこに到達するには、手狭で暗いスペースを進み、ご自身で浮力コントロールがしっかりできることも求められます。

ビギナーの方にいきなりご案内するには少し難しいけれど、セノーテダイブの感覚に慣れてきた頃には、まさに絶好の冒険ポイント。

すでに次々とSNSへ投稿されているおふたりのダイビング記録ですが、中でもこの日の映像はひときわ反応が良く、再生数・コメント共に急上昇中!

それもそのはず、インパクトのある「サポテ」のビジュアルは、暗く・深く、どこか現実から切り離されたような不思議な世界。一面見渡す限り、釣鐘型の鍾乳石でデコレーションされています。

見たことも、想像もつかない景色に、皆さん惹かれるんでしょうね。

この空間を少しでも長く、かつ安全に楽しむためには、エンリッチドエアが必須。もちろん、通常のエアで潜ることも出来なくはありませんが、水深28~30mに潜降も含め留まれる時間は約10分。

せっかくいらっしゃるなら、エンリッチドエアが必須。その深度に留まれる時間は約倍になります。10分→20分。この差ってかなり大きくて、ゆっくり楽しむことも出来れば、減圧不要限界の数字に追われながらギリギリまで潜り慌てて水深をあげる必要もありません。

使用資格をお持ちの方には、無料で提供しておりますので、ご希望の方はご予約の際にお申し付け下さいね。

開口部こそ小さいものの、一歩その中へ潜り込むとまるでお椀をひっくり返したように、内径が一気に広がる圧巻の空間が目の前に広がりる。外からは想像できないスケール感に思わず息を呑む瞬間は、まさに驚異。

スペイン語で “Maravilloso!!!(素晴らしい!)” と叫びたくなるような景色が、2ダイブ目のセノーテ「マラビジャ」名前の由来です。

光ありきのポイントで、大きな穴に、大きな光の柱がドーンとあるだけのいたって単調な景観。そこに変化をつけるにはご自身の立ち位置や見る角度を変えることがポイント。

明と暗がくっきり交わる、光の境目を眺めるのが私は好きです。

その他にも、光の袂を見下ろすこともお忘れなく。背中から光を受けると、硫化水素の層にご自身の影が映り込みます。

ここで、ブログをいつもご覧の皆様に、こだわり③のご紹介。それは、魅せるガイドスタイル。

私の後ろを泳いでくださるお客様にとって、私自身の泳ぎ方や立ち居振る舞いも含めて、水中世界の景色として成り立っているはず。

つまり、どんな風に潜ればセノーテがもっと素敵に感じられるかは、ブリーフィングや事前の情報だけでなく、私の姿からも感じ取っていただいているのかなと思っています。

どう動けばいいのか。どこのポジションにいると、光が一番美しく見えるのか。どんな格好をしていると写真の中で映えるのか。きっと全ての動作が、はじめてセノーテを潜られる皆さんにとってはお手本になる。

だからこそ、単にガイドするのではなく、魅せることを意識したパフォーマンスとしてのガイドにこだわっています。

例えば、存分に光に浸っていただきたいスポットでは、あえて自らボーッと光に浸り、光に手をかざし掬ってみたり。それを見たお客様は「こうやって遊ぶといいんだな」と感じて、自然と真似してくださる。

深度管理や浮力調整の場面では、意識的に決まった深度でピタッと止まり、正しい姿勢を保ち魅せる。すると自分もこんなふうに潜りたいな、と思ってくださる方がいるはず。

当たり前のように続けてきたこのスタイルですが、今回おふたりがそのこだわりに気づいてくださったことが嬉しく、これからも追求していこうと思った次第です^^

王道ポイントから、マイナーなポイントまで、また私の細かい動作ひとつひとつにもスポットを当てて取り上げてくださるおふたりの投稿。皆さん、要チェックですよ〜。

では。

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