王道からマイナーまで。4日間の締めは ... ?

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。4日間でセノーテダイビングにご参加のYさん、最終日。昨日はアフターダイブにトゥルム遺跡観光へも行かれ、日本から遠路遥々の地で連日のダイビング。ダイビング後は早めにしっかり睡眠をとられているものの、やや疲れも出てきていらっしゃる様子。無理なく、今日もゆっくりとしたペースで1日をスタートします。

皆様もこちらへお越しの際は、長距離移動や時差ぼけ等を考慮され、無理のありませんようお過ごし下さいね。

さて、今日まで事前にご提案させて頂いていたとおり、王道から変わり種やマイナーなポイントまで順にご案内させて頂いております。

王道には王道の良さが、そして王道を経験されているからこそ際立つ変わり種やマイナーなポイントの良さまで一通りご覧頂けます。今回が初めてのセノーテダイビングという方にお勧めな、コーディネートでした。

セノーテダイビングをしたいけれど、どこのポイントを選べばいいか分からない。という方へは、ライセンスのランク、経験本数、ツアーにご参加される日数やリクエストを元に、ポイントをご提案致します。どんなポイントがみたい、どんな写真が撮りたい、普段の好みのダイビングなどを是非お教え下さい。

またセノーテダイビングのツアーにご参加されるにあたって、必要なライセンスや経験本数についですが、まず、セノーテダイビングはオープンウォーターのライセンスをお持ちの方からご参加頂けます。ディープのポイントを潜られるには、アドバンスのライセンスが必要です。

また、こちらは必須ではありませんが、より安全に余裕を持ったダイビングのため、エンリッチドエアスペシャリティをお持ちの方には、エンリッチドエアの使用をお勧めしています。

経験本数に縛りはございませんが、余裕を持って水中での浮力コントロールをご本人自身で出来るスキルがありますと、自由度が高まり十分にお楽しみ頂けるかと思います。

例えば、本日1本目にご案内したセノーテ「サポテ」。バクテリアによって水中で形成されている、釣鐘型の不思議な鍾乳石の群生を見ることの出来るポイントですが、この群生が位置する水深は28m~。辿り着くには薄暗く手狭な縦穴を、フリーホールを落ちるように潜降していく必要があります。

このような環境下で、ご自身のスキルに自信がない状態でのダイビングですと、潜ることは出来ても景色をみる余裕なく終わってしまった。という結果に成り得なくないですし、勿体ないですから、経験本数よりも重要視して頂きたい目安としては「余裕を持って水中での浮力コントロールをご本人自身で出来る」というところになるかと思います。

エンリッチドエアを使用されていたため、メインスポットに15分程滞在した上で、減圧不要限界を10分程残し余裕を持って帰路に着くことが出来ました。これが通常のエアだと、到着するまでの時間、滞在するための時間、合わせてたったの10分。減圧不要もぎりぎりの状態で、帰路に着くことになります。

エンリッチドエアの使用は必須ではありませんが、必須と言ってもいいほど。エンリッチドエアのメリットが最大限に生かされるポイントです。

4日間の締めは、ひたすら光を楽しむセノーテ「マラビジャ」。ズドーンと差し込む、光の柱。単調で大きな空間なので、色々な角度から光を見ることが、ポイントの良さを最大限に引き出すコツ。

全景だけを切り取るのではなく、見上げたり。見下ろしたり。写真や動画にもかなり変化がつきます。

光の柱の袂では、広がる硫化水素の層に映る、私たちの影にもご注目下さい。

今日のブログも、Yさんが共有して下さった写真を合わせて、ツアーの様子をご紹介させて頂きました。

皆様も是非Yさん同様に、思い切って長年の憧れを叶えにいらして下さいね。

では。

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