セノーテダイビングへの入り口

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。今日はペルーからのお客様。ダイビング前のブリーフィングはグスタボが担当。ペルーもメキシコと同じく、大部分の方がスペイン語を話されます。

私もおしゃべり程度、もしくは緊急時に自分の伝えたいことを伝えられる程度のスペイン語は、メキシコに来てから習得したものの。グスタボと同じクオリティのブリーフィングや、セノーテの背景を絡めたスペイン語でやり取り出来るようになるため、お客様と一緒に内容を聞きながら勉強中です。

レクリエーションダイバー(オープンウォーターダイバーもしくは、アドバンスダイバー)認定をお待ちの方は、カバーンと呼ばれるエリア内でセノーテダイビングを経験して頂けますが。いずれにしてもセノーテでのダイビングは、一般的な海でのダイビングよりもやや許容値が低くなります。理由は明確で、常に私たちの頭の上には天井があるからです。

ということで、必ずセノーテダイビングでのルールを事前にご説明致します。例えば、ハンドシグナルだけでなく、洞窟内で使用されるライトを使用したコミュニケーションについて。薄暗い中でのダイビングなので、ナイトダイビンクの内容と似ている部分です。

また、美術館で展示品に触ったり、壊すことが無いように、セノーテでも何万年とかけて形成された鍾乳石を触ること、壊すことはもちろん御法度です。そのためには着底を避け、中性浮力を保つ必要がありますね。

その他、ガスマネージメントの方法や泳ぎ方。分からない点や疑問点は、この時点でクリアにしておきましょう。それらを踏また上でご案内致しますので、初めてのセノーテダイビングの方も安心してご参加下さいね。

水中は私がご案内。上記の写真は、グスタボが陸上から水中の私たちを撮ったものですが、どうですかこの透明度! まるで水が無いよう・・

そしてこの光線! 太陽が高く上がるにつれて、天井が光を遮るため、朝の早い時間限定です。光に手をかざすと、光のプリズムによる虹色の光が手のひらから溢れます。

その他にもセノーテの背景に通じる、大きな巻貝やウニ、サンゴの化石などを目にされ、昔々は本当に海の中の土地だったんだなー。ということも実感されます。

写真を撮るのは難しかったようですが、海水と淡水の混ざり合う層「ハロクライン」にも感激されておりました。過去のブログで、目で見たままにハロクラインを写真や動画に残すコツもご紹介しておりますので、お越しの際には是非ご参考にされて下さい。

以上の内容は、セノーテ「チキンハ」2ダイブのコースにて、皆様も経験して頂けますよ。では。

Previous
Previous

水中写真、モデル側のコツは?

Next
Next

王道からマイナーまで。4日間の締めは ... ?