水中写真、モデル側のコツは?

こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。暇な時間があると、ケーブダイビングへ。お互いの予定が合う日はなかなか多くないものの、「ご飯行こう」「呑みに行こう」とかと同じ感覚同じトーンで「ケーブ行こう」と。グスタボや友人と会話を交わす非日常のような、私の日常。

だって、趣味もお仕事もダイビング。また、肉体的な疲れは残るとしても、水に浸かること、水の中で呼吸すること、ダイビングが私にとって一番のリラクゼーションだったりセラピーだったり。水中に身を委ね、浮遊する感覚は、全部すっきりリセットすることにも役立ちます。

自由な時間、自由なお金があれば全部ダイビングに当てたい。という気持ちは、宮古島時代から変わらず。ただ違うことと言えば、セノーテが身近な環境故に、もっぱら遊びに行くのは セノーテ > 海。ここにしかない環境ですし、縦横無尽に広がる地下水脈は、一生かかっても遊び尽くせないですからねー。

楽しみのためだけに潜ることもあれば、自分のスキル向上のために潜ることもあります。またつい先日はフォトグラファーの友人と、写真がメインのケーブダイビングへ行ってきたばかり。

せっかくなので、以下6枚。お気に入りの作品をご紹介しますね。

・・・因みに私たちのツアーでも、カメラマンを手配し同行してもらうことが可能です。記念に、セノーテでの素敵なデータを残したい皆様、まずはご連絡下さいませ。

カメラマンによって、写真のタイプも十人十色。そちらも踏まえて各カメラマン、料金のご提案をさせて頂きます。

写真を撮ってもらうにも、コツがあるのをご存知ですか? 撮ることよりも撮られる機会の方が少ないからなのか。撮影する側のコツは沢山紹介されていても、モデル側のコツが紹介されていることってあまり目にしません。

水中写真にはモデル側も超重要なのに! 証明の配置や構図は、フォトグラファー次第。サクッと、イケてる写真を沢山撮れるかは、モデル次第。

中性浮力がとれていること、が大前提ではありますが、ポイントはたった3つ。難しいことではないので、イケてる写真を撮るため。撮ってもらうため。是非、実践してみて下さいませ。

1. 極力ゆっくり泳ぐこと

素敵な瞬間を切り取れるチャンスを作ってあげて下さい。サーっと泳ぎ切ってしまうと、そのチャンスが少なくなってしまい勿体ないです。私がモデルをする時は、進んでる?止まってる? っていうくらい動作をゆっくりにします。

また、一生懸命泳ぐと呼吸が浅くなることにより、顔の周りが呼気の泡でいっぱいになってしまいがち。キラキラっと上る呼気が、写真を良くする場合もありますが、呼気が中途半端に顔を隠してしまったら、それは良くありません。

変に意識する必要はありませんが呼吸を整え、通常通りの細く長い呼吸が理想的。どの写真も、呼気が残っていないのが分かりますでしょうか?

2. 自然に泳ぐこと

目線は必ずしも、カメラ目線である必要はありません。カメラを意識せずいつも通り泳ぎ、なんなら、太陽の光や鍾乳石などにうっとり見惚れちゃってるくらい自然な姿が良かったりします。

3. ライトを向ける先をカメラから外すこと

上記の写真は丁度、悪いお手本。ライトの光がカメラに向いて、白く飛んでしまっています。ライトを向ける先をカメラから外してあげると、スポットライトの光線がスパンと。かっこいい写真になります。

そうそう。あるライトはちゃんと使ってあげた方が、手に持たずにぶら下げたままよりも、絶対にかっこいい。

初めましてのカメラマンと、相手が想像している写真やこうして欲しいという思いを、水中でその場で即座に汲み取るのは難しいです。だからこそ、ただ、たったこれだけのポイントを抑えているだけでも、そうでないのとでは結構変わるものですよ。

セノーテ内はガイドラインが引いてありますから、目視で確認し、ご自身のポジションをキープする目安としても役立つかと思います。

それにしても、これが水中だとは思えないような透明度。どの写真の中の私も、まるで飛んでいるみたい。

初めてセノーテダイビングに訪れ、後にその時の写真を見返した際、本当にこの世界を潜っていたのかなあ。と思った、不思議な感覚を思い出します。ダイバーなら誰しも、きっと一度は、こんな世界に入ってみたいはず。そして一度入ってしまえば、また、と虜になられるはず。お待ちしてますよ〜。

では。

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