かっこよく撮ってもらうコツ
こんにちは、マヤンアンダーワールドのみきです。
昨日に引き続き、プロのカメラマンが同行するプランでのご案内。今日のセノーテも、雰囲気の変化にびっくりされますよ〜。
せっかくプロに撮ってもらうなら・・
やっぱり、かっこよく撮ってもらいたいですよね。一番大切なのは、ダイビングそのものを楽しむこと。ですが、ほんの少しだけ頭の片隅に、これからご紹介する「かっこよく撮ってもらうコツ」を置いて潜ってみてください。
カメラマンの腕はもちろんですが、実はモデル側の意識もとても重要。ちょっとした意識の差で、写真の仕上がりはぐっと変わるんです。
では、実際に撮ってもらった写真と合わせてご説明いたしますね。
ポイントは、
・動作をゆっくり
・呼吸は細く長く
・目線を下げない
まずは「動作をゆっくり」することで、カメラマンにたくさんのシャッターチャンスを与えられます。ある程度の中性浮力を保つスキルは欠かせませんね。また、私はカメラを直視しなくとも、常に撮られている意識を持つようにしています。背筋がピシッと伸びるような感覚でしょうか。
次に意識したいのは「呼吸は細く長く」
呼吸を止める必要はありませんし、意識しすぎで呼吸のリズムが不規則になる必要もありません。ただいつもより少し優しく吐く・吸う、を繰り返してみてください。
なにより勢いよく息を吐ききらないこと。勢いよく息を吐ききるタイミングと、カメラマンのシャッターが重なると、ご自身の呼気でお顔が隠れてしまう確率が高くなります。
一方で、細く長くゆっくりした呼吸を続けていると、これもカメラマンにたくさんのシャッターチャンスを与えることになります。登っていく泡の動きが穏やかになり、カメラマンも、登っていく呼気の泡が途切れるタイミング(お顔の周りに泡が残らない)をとらえやすくなるのです。
最後のポイントは「目線を下げない」こと。正面、もしくは水面や光の差し込みを軽く見上げると、シルエットだけでもかっこいい。
さらにフラッシュをたいて撮られると、表情までしっかり写り、写真のバリエーションも広がります。
ついでに、手持ちのライトも、ただ下向きにぷらんとぶら下げたままにするのではなく、目線と同様に、正面や左右に軽く動かしてみてください。するとライトの光線そのものが写真のアクセントとなり、ワンランク上の仕上がりに。
この際は、ライトをカメラマンに直接向けないようにご注意ください。逆光になってしまうことで、せっかくの写真が白飛びしてしまいます。
どこを泳げばいいの? 映えるポジションは?
こちらについては簡単で、ガイドと同じ水深を保ち、ついてきていただくだけで大丈夫。イケてるポジションは、私たちガイドが完璧に把握しておりますのでお任せください。
意識していただきたいのは、ガイドや前の方にくっつきすぎないこと。シルエットが重なってしまうとせっかくの写真がもったいないので、2mほど間隔をキープされるとベストです。
以上、ご参考になりましたでしょうか?
これまでは、泳ぎ方や中性浮力をそれほど意識されたことなかったというSさん。ところが今回、私をはじめ周りのガイドやケーブダイバーの泳ぐ姿に、向上心を鼓舞されたとのこと。
海だと流れやうねりがあるため、無意識に手や足を常に動かしているもの。そのため、ピタッと止まる感覚は意外と経験出来ません。
一方セノーテでのダイビングでは、一切着底しないことが大前提。景色を味わうダイビングだからこそ、しっかり泳いでしまうとせっかくの光景が一瞬で通り過ぎてしまいます。だからこそ、余分な動きを抑えて中性浮力を安定させること が求められます。ゆっくりとした動きで、静かに水中を漂うように進む。それがセノーテならではの楽しみ方であり、美しい写真を残す秘訣でもあるのです。
Sさんが目指されるケーブダイビングでは、確実にケーブ内での作業をこなすために、さらに高度な中性浮力のコントロールが必要になります。このわずか3日間で、すでに大きなコツを掴まれたご様子。この先ケーブコースへ進まれる中で、更なる上達が見込まれます。そしてその上達の先には、更なる楽しみが待っています。
ケーブダイビングに関するお問い合わせ、プロのカメラマンが同行するプラン。水中での確実なスキルアップ、そして最高の瞬間を残すサポートは私たちにお任せください。では。
MAYAN UNDERWORLD
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